【読んだら忘れない読書術/樺沢紫苑著】読んだつもりの「自己満足読書」は やめにしよう

リバレッジ・リーディング 本田直之著を読み、読書術のことをもっと知りたくなったので【読んだら忘れない読書術/樺沢紫苑著】を読みました。
本を読んでも全く進歩がない。自分の生活にどう取り入れていっていいのかわからない。そんな状況を読書術でどうにかしたいと思ったのがこの本を選んだ理由です。

著者の樺沢紫苑さんは精神科医です。それでいて本を出版し、YouTubeで動画もアップされているし、TwitterもFacebookも更新されています。なんて忙しい人なんだ!
何かを発信するってことはアウトプットするってことですよね。

圧倒的なインプットがあってこそ圧倒的なアウトプットができる

と著書の中で書かれています。
そのインプットの主になるものが読書とのこと。
月に20冊から30冊の本を読むそうです。確かに圧倒的なインプット量です!

 

記憶に残る読書術のキーワード

記憶に残る読書術にするには2つのキーワードがあります。
1.アウトプット
2.スキマ時間

本を読んだあと、アウトプット(話をしたり、SNS発信など)するためには読むときからアウトプットすることを前提に読まないといけません。
読んだ後に読書感想文を書かないといけないとわかっていて読むのと、読書するだけでいい場合の読み方はきっと全然違いますよね?
読書感想文を書かないといけないとわかっていたら何かを読み取ろうと思って読むはずです。
アウトプット前提のインプット(読書)が大切だということですね。

それから制限時間があると、集中力がアップするそうです。
確かに「○時までに仕事を終わらせないといけない!」と思うと普段よりも集中して早いスピードで進められますよね。
しかも記憶も強く残るそうです。なので効果的に読書するためにはスキマ時間をうまく活用するといいそうです。

 

記憶に残る読書術を身につけよう

覚えていない、つまり「記憶」に残っていないということは、それは「知識」としてあなたの中に定着していないということ。もっといってしまえば、その読書は何の役にも立っていない、ということと同じなのです。~中略~
「読んだつもり」になっているだけの「自己満足読書」にすぎないのです。

初めからキツイ言葉が目に飛び込んできました。
でもやっぱりコレに尽きます。いくら読んでも頭の中に残っていなければ、仕事にも生活にも役に立つはずがありません。
これは今まで散々経験してきました。

 

「記憶に残る読書術」とは、言い換えると「自己成長につながる読書術」であり、「人生を変える読書術」です。

 

どんな読み方をしたらいいの?

では、どうやったら自分の成長につながるような読書ができるのか。私がこの本を選んだ一番の目的です。その答えを知りたいのです。

  1. 本を読む前にすること
  2. 本を読みながらすること
  3. 本を読み終わった後にすること

 

1.本を読む前にすること

本を読む前にすることは2つ。
本を選ぶことと実際に本を手に取ってからすること。

本を選ぶポイントは・・・
本を選ぶ前に自分が何の情報や知識が欲しいのかハッキリさせておくということです。

本を手に取ってからは・・・
いきなり読み始めないでまずは全体像をつかむ。著者の情報を知ったり、目次を読んで自分が読みたい部分が書かれていそうなページの目星を付けるなど。

 

2.本を読みながらすること

本を読むとき。どのように読んでますか?

本を読みながら気に入った一節や「気づき」の一節にラインを引きます。
そして、実際に自分の「気づき」や「疑問点」などを、ボールペンで本の余白にドンドン、書き込んでいきます。

つまり、自分の頭で考えながら読むということですよね。なんとなく読まないってことです。
最初は本を汚すことに抵抗があるかもしれません。わたしはそうでした(笑)でもそうしながら読まないとしっかりと頭に記憶されないのです。
もし、本を汚すのがイヤな場合はふせん紙を貼るなどしてメモを書きこんだりしても良さそうです。(図書館で借りた本とか・・・)
たくさん書きこんだり、マーカーを引いたりしたい本は自分で買って誰にも気を使うことなく汚したいです。

アウトプットすることを前提に本を読むと情報をより多く取り入れようとするし、より深く読むことになります。

 

3.本を読み終わったあとにすること

読み終わったあとはもちろん、アウトプットです。
しかも1週間で3回アウトプットするとより強く記憶に残るとか。
そのアウトプットの方法ですが、①人に話す ②SNS ③ブログに書く など。

わたしは話す相手がいないので(笑)エバーノートにラインを引いた部分を入力しています。
この方法だといつでも好きなときにその本の大事な部分を見返すことが出来るので気に入っています。

 

まとめ

2冊続けて「読書術」の本を読みました。自分の為になる読書術は本を選ぶところから始まっています。
本を読んで実際の行動に移せていないのも事実ですが、本選びもきちんと出来ていないのもまた事実。
新聞や雑誌、SNSで誰かが「いいですよ!」とおススメしてたらすぐに読みたくなって飛びついてしまいます。小説やエッセイ本などはそれでもいいかもしれませんが、ビジネス書や実用書はもう少しじっくりと本を選ぶ段階から時間をかける必要がありますね。

ビジネス書の読書術の本から学んだこと。
①読む本を目的を持ってしっかりと選ぶこと
②本を汚しながら読むこと
③本を読んで実際に行動すること

無駄に読書するのではなく自分の血(知)となり肉となるような読み方をしていくことに決めました。

 

※文中の引用はすべて「読んだら忘れない読書術 樺沢紫苑著」からのものです。

 

よければコチラもどうぞ。

レバレッジ・リーディング 本田直之著を読んで

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です