こんにちは、すいかんです。
「なぜすぐにやらなかったんだろう?」「なんで後回しにしちゃうんだろう?」って思うことありませんか?ワタシはかなりあります。
昔からそう思っているのにやっぱりすぐにやれない。変わりたいのに変われないのは何でだろう。性格なのかな。といろいろ考えていました。
そんなとき、本屋さんをウロウロしていたらこの本が目に留まりました。「すぐやる人」と「やれない人」の習慣。
「すぐにやれる人になろう!」ではなくてやれない人の習慣についても書いてあるようです。
変われるヒントが書かれてるかもしれない・・・と興味を持ったので早速読んでみました。
「すぐやる人」と「やれない人」の習慣/塚本亮著ってこんな本
著者の塚本亮さんは小学生のときから肥満児でスポーツも勉強もダメだったそうで、劣等感のかたまりだったそうです。そして高校1年生のときには新聞沙汰になった事件を起こしてしまったとか。
そんな塚本さんがどうして「すぐやる人」に変われたのか。ビジネス書を読んでいて成功している人、生産性の高い人は、「行動が早い」ということに気付いたからです。そこに気づいても「やれない人」は多いですよね。
「すくやる人」と「やれない人」の決定的な違いとは
気合いや意志力だけで、自分を動かしているのではない、というところです。「すぐやる人」は仕組みで自分を動かしています。
ー「すぐやる人」と「やれない人」の習慣より引用ー
自分を動かすための仕組みづくりのためのヒントになる50の習慣がこの本で紹介されています。具体例も一緒に書かれているので自分の生活や行動に当てはめて考えやすいです。
50の習慣のうち気になったもの
全部で50種類の習慣について書かれています。その中でもピンときたり、共感したモノ3つをご紹介します。
すぐやる人は環境で自分を動かし、やれない人は誘惑に負けてしまう。
今日は掃除しよう!とか年賀状を書こう!と思っていても出来ないことってありますよね。
ワタシにとっての誘惑アイテムはテレビ、スマホ、ソファです。「ちょっと休憩してから」「スマホチェックしてから」などと言ってソファにゴロンとしたらよほど気合を入れないと立ち上がれなくなります。アラームを掛けたりして時間を制限してみたこともありますが効果はありませんでした。
この状態がまさに「やれない人」の習慣ですね。誘惑するモノが常に周りにある状態です。まずは強い意志でその誘惑に勝たなければいけません。そこにエネルギーを使ってしまうのです。誘惑に勝った時点でやりたいことをやるときにはエネルギーを消耗してしまっています。
「やれる人」はやることにのみチカラを注げる環境に身を置くのだそうです。
ワタシの場合だと、①テレビは見ると決めた番組のときしかつけないとか②スマホはテーブルの上に置きっぱなしにする(手もとに持たない)とか③日中はソファには座らず、テーブルのイスに座るようにするでしょうか。
実はこの3つは実践していて、効果を実感しています。休みの日にやりたいことがサクサク進みます。これは習慣付けたい行動です。
すぐやる人は自分ともアポをとり、やれない人は他人とだけアポをとる
自分のスケジュール帳を見たときや仕事の予定を思い浮かべたとき。相手があることばかりしっかり予定されているのではないでしょうか。
仕事が終わってからの家でのスケジュールを考えた場合がわかりやすいかもしれません。スケジュール、決まってますか?
ワタシはただ何となく晩御飯を作って、食べて、片付けて、それからお風呂の掃除をして洗濯物を畳んで、お風呂に入って、寝る。
その間にテレビを見たり、本を読んでいました。
「何時から何をする」なんて決めてもいなかったし、決めようと考えたこともありませんでした。
そこで、①寝る時間を決めて②お風呂に入る時間を決めて③見たいテレビや読書などのしたいことを決めることにしました。
決めるだけでその通りに行動しようとしますし、行動にメリハリがでますね。
仕事を終えて帰ったらゆっくりしたい!だけど結局ダラダラ過ごすだけなのでスケジュールを決めるとやりたいことも出来るし、生活のリズムも良くなりました。
すぐやる人は数字のある目標を決め、やれない人はなんとなくに流されてしまう。
この本に書かれていた例えがわかりやすかったです。
旅行に行くために50万円必要だから貯めないといけない→衝動買いしそうになっても気持ちを抑えることができる
50万円必要だと言う数字で目標を決めると感覚的にお金を使わないようになり、欲をコントロールできるようになります。
この50万円という金額(数字)が目標になり、基準にもなります。
そういうハッキリした目標がないと自分にプレッシャーがかからないので成果が出にくいのですね。
夏休みの宿題や年賀状みたいに○日までにやらなきゃいけない!と決まっているとギリギリでも期限までにやろうとします。日付や金額が目標にあると行動が具体的になりますね。
「すぐやる人」と「やれない人」の習慣/塚本亮著のまとめ
普段から「やれない」=すぐに行動できない 自分に嫌気がさしてました。「なんですぐにやれないんだろう・・・」と思いながらも行動に移せませんでした。
そんな自分にヒントになることがしっかりと書かれている本です。
全部で50種類の習慣について書かれていますが、自分が気になる習慣から一つずつでも生活に取り入れて行こうと思えますよ。読んで終わるのではなく、実際に行動したくなる本でした。
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