弁当屋さんのおもてなし ほっこり肉じゃがと母の味 喜多みどり著 第1話

「弁当屋さんのおもてなし」シリーズ第3弾。

弁当屋さんのおもてなし ほっこり肉じゃがと母の味 を読みました。

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第1話
弁当屋さんの夏休みとトウキビスープ

ざっくりとしたあらすじ
くま弁の店長ユウさんとお弁当屋さんの常連千春は付き合い始めたばかり。

ユウさんが忙しいこともあり、まだデートらしいデートもしていない。

そのことに気づいたくま弁の常連黒川の娘茜の計画にまんまとはまり、急きょデートすることになった2人。

頻繁に会えるわけでも、一緒の時間をゆっくり過ごせるわけでもない2人だけど、ユウさんが普段どんな思いを込めてお弁当を作ってくれているか千春は知ることになる。

付き合い始めなんて、もっと会ったり話したりしたいものなんじゃないんだろうか。

大人な2人だからそうでもないのか。

なんて思っていたけど、やっぱり会いたいし、話したいよね。

お互いの休みや仕事の都合で現実はそう簡単にはいかない。

 

でも突然のデートでユウさんの思いを知る。

黒川の娘 茜の「恋人に作るみたいに心を込めたお弁当を作ってよ!3人分ね!」というリクエストに応えて、ユウさんが作ったお弁当。

そのお弁当をユウさんと千春の2人で食べることになった。

おかずは多めだけどいつものくま弁という感じのお弁当に冷製コーンスープが付いていた。

 

この小説は北海道が舞台なので「トウキビ」地元の食べ物。しかも旬のもの。

 

千春さんの1/3はぼくの作ったものでできている
だなんて。

こんなこと言われたら、嬉しくもあり、恥ずかしくもあり、照れちゃいますよね。

でもものすごく気持ちは伝わる。

ユウさん、すごいね。

 

そして茜は・・・

たぶん、ユウさんに恋愛感情というか、憧れを抱いていたんだろうなぁ。

 

もともとは茜にリクエストされて作った今回のお弁当。

北海道の旬の食材がたくさん使われていた。

茜は「ユウ君に応援されている」と感じた。

 

失恋した訳ではないけど、コーンスープと一緒にお腹に飲みこんだんだろうね。

 

私は夫の食事を朝、晩作っている。

朝ごはんはほぼ毎日、晩ごはんは週5日ほど。

ユウさんの言葉を借りると、夫のカラダのほとんどは私が作ったごはんでできている。

 

そんなこと、今まで考えたこともなかった。

これからもっと一食一食を大事に作らなきゃな~と思うところなんでしょうけど、なんせ私は料理が苦手。

なるべく手を掛けずに食事の用意をしたいと日々思っています。

 

今回のお話で自分の食事に対する姿勢を反省しました。

でも、出来ることと出来ないことがあるので(笑)、少しは頭の片隅にでも置いて食生活のことも考えようと思いました。

でも結構大変なことですよね(笑)

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